【SG攻略情報】ボートレースの最高位SG競走の優勝賞金やレース傾向や舟券の攻略ポイントを紹介

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 今回はボートレースのSG(スペシャルグレード)競走の攻略情報を紹介!

 毎年3月のボートレースクラシックから年末のグランプリを目指し開催される各SG競走ごとのレース傾向や特徴をまとめてみました。

最高位『SG競走』の優勝賞金額は?

 すべてのボートレーサーたちが目指すボートレースの最高位『SG競走』は全部で9つ。

 各レースごとの厳しい出場条件も設定されており、トップレーサーだけが出場できる格付けの高いレースで優勝賞金も高額です。

 各レースの優勝賞金額は以下のとおり。

※2025年:賞金改訂版

賞金SG競走名
1億1,000万円グランプリ
4,200万円ボートレースクラシック
4,200万円ボートレースオールスター
4,200万円ボートレースメモリアル
4,200万円ボートレースダービー
3,700万円グランドチャンピオン
3,700万円オーシャンカップ
3,700万円チャレンジカップ
2,000万円グランプリシリーズ

 続いてSG9競走ごとの攻略情報を紹介していますので、ぜひ予想にお役立てください。

ボートレースクラシック(総理大臣杯)

競走名は『総理大臣杯争奪・鳳凰賞競走

 第23回大会より総理大臣杯と呼ばれ、第49回大会よりボートレースクラシックの通称とした。

ボートレースクラシック選出基準
・SG/G1/G2優勝者(前年1/1~12/31)
・G3以下における優勝回数上位者
・前年優勝者
・グランプリ優出6名
開催時期:毎年3月下旬
優勝賞金:3900万円

ボートレースクラシック【攻略情報】

 毎年3月に開催されるボートーレースクラシックの選考基準は“優勝回数”

 前年のグランプリ優勝戦出場選手、SG・G1・G2の優勝者とG3以下の優勝回数の上位選手が出場する1年で最初のSGシリーズ

 ボートレースクラシック出場選手には一般戦の優勝回数を伸ばすことで出場資格を得る選手もいるため、“SG初出場”の選手が見られるものクラシックの特徴です。

 1年で最初のSG競走ということで前年グランプリ王者が燃え尽き症候群から抜け出せないとも言われることもあり、SG初出場の選手が優勝するケースも珍しくありません。

 ボートレースクラシックでは、実績やネームバリューよりも勢いを重視すべきSGレースです。

 そして、クラシックは毎年3月開催ということもあり、季節の変わり目で風の影響を受けやすい傾向も。イン有利の流れが崩れることもあり、風や引き波に負けないモーターパワーを重視することが舟券攻略のポイントです。

【過去記事】ボートレースクラシック


ボートレースオールスター(笹川賞)

 競走名は『日本モーターボート競走会会長争奪・笹川賞競走

 全国地区対抗の廃止に伴い創設された。ファン投票で出場選手が決まるSG競走。第41回大会よりボートレースオールスターの通称とした。

ボートレースオールスター選出基準
・ファン投票得票上位者
・選考委員会推薦者
・前年優勝
・グランプリ優出6名
・直近のSGボートレースクラシック優勝者
開催時期:毎年5月下旬~6月初旬
優勝賞金:3900万円

ボートレースオールスター【攻略情報】

 ボートレースオールスターは毎年5月開催。当年1月末から行われるファン投票の得票数上位選手が出場するSGです。

 人気と実力を兼ね備えたSG常連組が優勝することが多く、近年人気も高まる女子レーサーへの投票も多くなりSGの権威低下を防ぐため女子の出場人数に制限がかけられています。

 このことからオールスターは、他のSGとしてのレベルは低くなる傾向

 オールスターに人気先行で出場した選手が平凡なモーターを引き当てると、さばき負けするため舟券では軽視しても問題ありません。

 オールスターでは基本的に前年のグランプリ優出選手など実績重視で狙っていきましょう。

 【過去記事】ボートレースオールスター


グランドチャンピオン

 競走名は『グランドチャンピオン決定戦競走

 毎年6月下旬に開催される通称“グラチャン”と言われるグランドチャンピオンは、SG成績の上位者たちによるシリーズ。

グランドチャンピオン選出基準
・SG優勝戦完走者前(前年4/1~当年3/31)
・SG予選得点上位者(前年4/1~当年3/31)
・前年優勝者
・グランプリ優出6名
・直近のSGオールスター優勝者
開催時期:毎年6月下旬
優勝賞金:3300万円

グランドチャンピオン【攻略情報】

 グラチャン出場資格を得るためには、年間を通じてSGで活躍をしなければならないため、艇界最強メンバーが集うハイレベルなSGです。

 出場選手レベルの高さからスタートは、ほぼ横一線で1日を通してイン逃げが圧倒することも珍しくありません。

 スタート勘の修正、ターンで流れることも少なくグラチャンの波乱傾向は低めです。

 そこで重要になってくるのがモーター抽選です。機力・枠番を優先して予想を組み立てていくのがベターです。

 またグラチャン開催時期は、梅雨時期に重なることもあり、調整力の高いトップ選手であってもモーター調整に苦労する選手も少なくありません。

 イン信頼度の高いグラチャンにおいて、モーターの出ていない選手がイン戦で大敗すると、高配当決着が飛び出すことも。

 【過去記事】グランドチャンピオン


オーシャンカップ

 競走名は『海の日」記念オーシャンカップ競走

オーシャンカップ【攻略情報】

 オーシャンカップは、地元周年記念などで優出した一般戦クラスの選手が出場することもあり、グラチャンよりは若干レベルは下がり、オールスターとグラチャンの中間レベルといった見立て。

 オーシャンカップの傾向としては、シリーズ後半につれてスタートも揃い、インが主導権を握るレースが増える傾向です。

 舟券攻略のヒントは、インを軸に3着に人気薄を絡めて狙ってみるのが良いでしょう。

 【過去記事】オーシャンカップ


ボートレースメモリアル(モーターボート記念)

 競走名は『総務大臣杯争奪モーターボート記念競走

 ボートレースメモリアルは、毎年8月下旬から9月にかけて開催。“ボートレース甲子園”とも呼ばれ全国24レース場から推薦された選手が出場するナイターSGです。

ボートレースメモリアル選出基準
・全国レース場から各2名推薦
・開催レース場の希望選手
開催時期:毎年8月下旬~9月初旬
優勝賞金:3900万円

ボートレースメモリアル【攻略情報】

 ボートレースメモリアル開催レース場の希望選手と開催レース場を除く23場から2名ずつ。優先出走権を持つ前年グランプリ優出選手は自身のホームプールの推薦選手になります。 

 各開催場によって出場枠が異なってくるのが抑えておきたいポイントです。例を挙げると東京支部のホームプールは、江戸川・平和島・多摩川の3場×2名で東京支部は6名。

 最も熾烈と言われるのは、強豪がひしめく大阪支部で住之江2名のみと必ずしも選りすぐりのトップレーサーが出場できるとは限らないのがボートレースメモリアルの特徴です。

 ナイター開催となるメモリアルでは、好調な選手はナイター時間帯での出走が主になるため、気温差の大きくなる昼間とナイターの時間帯を走ると調整のズレも生まれるため、ナイター時間帯を主に走る選手の方が有利と言えます。

 【過去記事】ボートレースメモリアル


ボートレースダービー(全日本選手権)

 競走名は『国土交通大臣旗争奪・全日本選手権競走

 勝率上位選手が出場する、最も歴史と権威のあるSG競走。第61回大会よりボートレースダービーの通称とした。

ボートレースダービー選出基準
・勝率上位者 ※前年8月~当年7月31日
・前年優勝者
・グランプリ優出6名
・直近のSGボートレースメモリアル優勝
開催時期:毎年10月下旬
優勝賞金:3900万円

ボートレースダービー【攻略情報】

 毎年10月下旬に開催されるボートレースダービーは、年間勝率上位者が選出されるSGです。

 ダービーは歴史と権威あるSG競走で出場選手を見るだけで、艇界の勢力図の変化も分かります。いくら実績のある選手でも調子を落としてしまうと出場することが出来ず、一度落ちると浮上するのは至難の業と言えます。

 勝率のボーダーは7.30付近で点増しがあるSG・G1競走を走っていたとしてもコンスタントに準優勝戦に進出していなければ出場は難しく、常に優勝戦に乗っていることが出場資格と言えます。

 抑えておきたいのが、一般戦で勝率を稼ぎダービー出場を果たした選手。近年で力を付けてきた選手やモーター調整力のノウハウを身に付けた選手ということになります。

 ダービーの優勝戦は、勝率上位の選手が中心になりがちですが、近年では予備からの繰り上がりの選手の躍進も目立つ傾向にあります。

 重要になるのは強力なモーターを引き当てた選手が軸艇に舟券を組むのが良いでしょう。

 【過去記事】ボートレースダービー


チャレンジカップ

 競走名は『競艇王チャレンジカップ競走

 毎年11月下旬に開催されるチャレンジカップは平成10年に新設された最も新しいSG競走です。

 年末のグランプリ出場への一発逆転レースという主旨によって創設され、現在はグランプリ出場とトライアル2nd出場権を懸けたシリーズです。

チャレンジカップ選出基準
・獲得賞金額上位34名 (1/1~10/31)
開催時期:毎年11月下旬
優勝賞金:3300万円 

チャレンジカップ【攻略情報】

 チャレンジカップは、G2レディースチャンピオンカップと同時開催のため、出場枠は34名と狭き門

 選手の思惑も優勝戦に乗ることさえできれば獲得賞金の上積みもできるため、まずは予選突破、準優戦突破を目指す通常のシリーズという流れ

 チャレンジカップの舟券の狙いは、好枠・モーター重視で良いでしょう。高配当決着が飛び出すとすれば強い季節風が吹き、水面が荒れる時です。

 安定板の使用など水面が荒れる時は、まくりが決まりにくくダッシュ勢は軽視。スロー勢を中心に2,3着を流すことが的中のポイントです。 

 【過去記事】チャレンジカップ


グランプリ(賞金王決定戦)

 競走名は『賞金王決定戦

 グランプリは獲得賞金額上位18名が選出されるボートレース界最高峰のSG競走。

 2014年開催からグランプリのルールが変わり、トライアル1st・トライアル2ndのスター時に分けられ、トライアル1st(初日・2日目)は獲得賞金7位~18位が競います。

グランプリ選出基準
獲得賞金額上位18名
(※1/1~SGチャレンジカップ終了まで)
開催時期:毎年12月下旬
優勝賞金:1億円 

【グランプリシリーズ】

 競走名は『賞金王シリーズ戦

 惜しくもグランプリ出場ができなかった選手によって競われる。出場資格は、グランプリ出場者をのぞく、1月1日~SGチャレンジカップまでの獲得賞金上位選手。

グランプリ【攻略情報】

 トライアル1stを勝ち抜いた得点上位6名と獲得賞金1位~6位が3日目からのトライアル2ndで争います。

 グランプリでは当地モーターの2連率上位18基が使用され、獲得賞金額上位6名には2連率上位6基が振り分けられます。

 このため、他のSG競走よりもモーター格差は少なくパワーで圧倒するよりも展開を味方に付けた選手が活躍します。

 また、グランプリは短期決戦ということもあり、選手たちも“後がない”レースを見せます。コース取りも流動的でグランプリの予想は難解。

 グランプリは、最高峰のレースということで実績重視で大舞台での経験の浅い若手選手は活躍しづらい傾向も。

 さらに選手コメントなどをチェックし弱気なコメントの選手は見切るのも良いでしょう。


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