開設75周年記念 椿賞争奪戦GⅢ（伊東温泉競輪）｜出場選手・シリーズ展望・バンク特徴・イベント情報まとめ

冬の伊東温泉バンクに、全国の実力者が勢ぞろいする4日間シリーズ「椿賞争奪戦GⅢ」。
南関の中心を担う深谷知広、S班の岩本俊介、中四国の松浦悠士・清水裕友といった各地区のエース級が参戦し、33バンクらしいスピード戦と直線勝負が連日展開されそうだ。ラインの駆け引きだけでなく、仕掛けのタイミングや位置取りが勝負を大きく左右する点も見どころ。短走路特有の「捲りの出しどころ」「差し脚の伸び」など、戦術面の妙が詰まったシリーズとなる。

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開催概要｜開設75周年記念 椿賞争奪戦GⅢ

大会名：開設75周年記念 椿賞争奪戦
グレード：GⅢ
開催日程：2025年12月11日（木）〜12月14日（日）〈4日間〉
開催場：伊東温泉競輪場（静岡県伊東市岡1280）
開催種別：デイレース開催
主な出場予定選手：深谷知広（静岡）／岩本俊介（千葉）／松浦悠士（広島）／清水裕友（山口）

※郡司浩平：不参加

伊東温泉競輪・開設75周年を記念するGⅢ「椿賞争奪戦」。 全国のトップレーサーが集結し、4日間シリーズで“節目のタイトル”を争う一戦となる。南関の大将・深谷知広を軸に、SSの岩本俊介、中四国の松浦悠士・清水裕友らビッグネームが顔を揃え、バンクは連日ヒートアップ必至だ。スケジュールは初日予選からスタートし、2日目二次予選〜3日目準決勝を経て、最終日14日に決勝戦と表彰式が行われる。

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出場予定選手一覧（SS・S1）

※このほかにもS2・A級勢が多数参戦予定。

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主役候補と注目ポイント｜シリーズ展望

伊東温泉GⅢ「椿賞争奪戦」は、地元南関勢と中四国S班コンビを中心に、北日本・関東・九州の機動型がどう絡むかが焦点。ここでは、シリーズ全体をリードする主役候補と、有力選手をまとめて整理する。

主役候補（シリーズの軸）

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バンク特徴と攻略ポイント｜伊東温泉333mバンク

伊東温泉競輪場は、全国の333mバンクの中で最も直線が長い のが最大の特徴。コーナーはややきつく、2・4コーナーで外に膨らみやすいため、自力型が併走を強いられると不発に終わるケースも少なくない。

• 周長：333m
• 直線：全国333mの中で最長クラス
• 特徴：コーナーきつめで、外並走は不利

決まり手イメージ

• 逃げ：バックで出切った先行は粘り込むが、併走になると苦戦
• まくり：バックで出切る捲りが理想。2センター付近からの捲り追込も決まりやすい
• 差し・追込：直線が長い分、番手・3番手からの差し・中割りが穴パターンとして有力

車券の攻略ポイント

• 先行1車の形なら押し切り＋番手差しの両立を重視
• 先行が複数ラインなら、バックで動けるカマシ型・捲り型を厚く評価
• 直線の長さを活かす「番手・3番手の差し」「中割り」「単騎の追込み」も押さえたい

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選手機材・ギア傾向

選手ごとの細かいギア比は公表されていないが、以下のようなタイプが混在する構成となっている。

• 深谷知広・中野慎詞・森田優弥・高橋晋也ら 先行型・カマシ型 はやや重めのギアでトップスピードと踏み直しを重視。
• 松浦悠士・清水裕友・三谷竜生・山田英明ら 自在型 は、立ち回り重視で中間的なギア設定が多く、タテヨコの動きに対応。
• 成田和也・岩津裕介・橋本強ら 追込型 は、加速よりもコース取りと伸びを重視するセッティングで直線勝負を狙う。

333m・直線長めの伊東では、重すぎるギアは終いの伸びを欠くリスクもあるため、シリーズ中盤以降は「やや軽めに振る選手」が好走パターンになりやすい点も頭に入れておきたい。

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イベント・ファンサービス｜椿賞争奪戦GⅢ（12/11〜14）

来場者プレゼント（各日先着）

各日とも開門から東口入場門で配布（先着400名／なくなり次第終了）。

• 12月11日（木）：伊東温泉競輪オリジナルボールペン
• 12月12日（金）：伊東温泉競輪オリジナルアートブロックメモ
• 12月13日（土）：チョコラボ キットカット
• 12月14日（日）：伊東温泉競輪オリジナル手袋

未確定車券ガラポン抽選会（12/11〜14）

• 対象：3,000円以上の未確定車券で1回抽選（1人2回まで）
• 景品：市内ペア宿泊券・商品券・伊東温泉競輪オリジナルグッズ など
• 場所：特別観覧席1F（ピロティー）

ステージイベント（ミカリンサイクル特設ステージ）

12月13日（土）

• 仮面ライダーゼッツショー
  • 時間：①12:09頃／②13:53頃
  • 観覧無料・各回終了後に握手会あり
• ミカリン・ミカリン娘・ミカ坊 グリーティングショー
  • 時間：①11:45頃／②13:27頃

12月14日（日）

• 「リンカイ！」声優トークショー
  • 時間：12:59頃
  • 出演：川村海乃（伊東泉役）／高橋雛子（広島恋未役）
• 滝澤正光＆神山雄一郎トークショー
  • 時間：14:24頃

ガールズトークショー

• 12月12日（金）12:35頃：日野未来（元選手）
• 12月13日（土）13:01頃：杉沢毛伊子（地元現役）
• 12月13日（土）14:21頃：高木真備（元選手）
• 12月14日（日）12:31頃：石井貴子（現役選手）
• 12月14日（日）13:55頃：久米詩（現役選手）

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アクセス情報｜伊東温泉競輪場への行き方

所在地：静岡県伊東市岡1280

• 電車
  • 伊豆急行線「南伊東駅」から徒歩約10分
• 車
  • 主要ICからの所要時間や駐車場の詳細は、伊東温泉競輪場公式サイト・各種アクセス案内を要確認。

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まとめ｜地元・南関VS中四国S班コンビの激戦必至

開設75周年の節目を飾る椿賞争奪戦GⅢは、

• 地元の大将・深谷知広を軸にした 南関ライン
• 松浦悠士＆清水裕友の 中四国S班コンビ
  を中心に、北日本の中野慎詞、九州の山田英明ら機動型がどう絡むかという「多地区ガチ対決」の構図となる。

伊東温泉の333mバンクは直線が長く、差し・追込勢にも十分チャンスがあるため、
「先行1車の押し切り」か「直線での差し・中割り決着」か を見極めることが車券攻略のポイント。

4日間のシリーズを通して、

• ライン構成
• 風向き
• 機動型の仕掛けどころ
  を丁寧に追いながら、節目タイトル「椿賞争奪戦GⅢ」を制する一人を見極めたい。