SG第31回オーシャンカップが、2026年7月28日(火)から8月2日(日)までボートレースびわこで開催される。
23年ぶりとなるびわこのSG開催。地元滋賀支部からは、浜名湖オールスターでSG初優勝を飾った丸野一樹をはじめ、馬場貴也、遠藤エミが参戦する。対する遠征勢も、峰竜太、池田浩二、松井繁、茅原悠紀、白井英治らSG戦線を代表する実力者が集結した。
この記事では、開催概要、シリーズ展望、出場予定選手一覧、初日ドリーム戦、注目選手、モーター情報、びわこ水面の攻略ポイントをまとめて紹介する。
開催概要|SG第31回オーシャンカップ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催名称 | 第31回オーシャンカップ |
| グレード | SG |
| 開催期間 | 2026年7月28日(火)~8月2日(日) |
| 開催場所 | ボートレースびわこ |
| 開門予定 | 初日 8:45/2~5日目 9:30/最終日 9:15 |
| 1Rスタート展示 | 初日 10:25/2日目以降 10:15 |
| 優勝賞金 | 3,700万円 |
シリーズ展望
23年ぶりの地元SGを迎える滋賀勢に大きな注目が集まる。中心となるのは、浜名湖オールスターでSG初優勝を飾った丸野一樹。地元水面でSG連続優勝を狙う絶好の舞台となった。馬場貴也、遠藤エミも参戦し、滋賀支部3選手による上位進出に期待がかかる。
遠征勢では峰竜太が有力候補。直前の芦屋周年では節イチ級の仕上がりを見せており、調整力を含めて今回も優勝争いから外せない。安定感のある池田浩二をはじめ、松井繁、瓜生正義、白井英治、菊地孝平、山口剛、新田雄史、西山貴浩らSG・GⅠ戦線の実績上位勢もそろった。
さらに、佐藤翼、上條暢嵩、関浩哉はSG初優勝を目指す立場。地元勢の勢いとSG常連組の実績、そして新たなSG覇者を狙う好調勢がぶつかるシリーズとなる。
出場予定選手一覧

| 登録番号 | 選手名 | 級別 | 支部 |
|---|---|---|---|
| 3415 | 松井 繁 | A1 | 大阪 |
| 3716 | 石渡 鉄兵 | A1 | 東京 |
| 3719 | 辻 栄蔵 | A1 | 広島 |
| 3779 | 原田 幸哉 | A1 | 長崎 |
| 3783 | 瓜生 正義 | A1 | 福岡 |
| 3897 | 白井 英治 | A1 | 山口 |
| 3941 | 池田 浩二 | A1 | 愛知 |
| 3959 | 坪井 康晴 | A1 | 静岡 |
| 3960 | 菊地 孝平 | A1 | 静岡 |
| 3978 | 齊藤 仁 | A2 | 東京 |
| 4024 | 井口 佳典 | A1 | 三重 |
| 4030 | 森高 一真 | A1 | 香川 |
| 4044 | 湯川 浩司 | A1 | 大阪 |
| 4075 | 中野 次郎 | A1 | 東京 |
| 4166 | 吉田 拡郎 | A1 | 岡山 |
| 4205 | 山口 剛 | A1 | 広島 |
| 4262 | 馬場 貴也 | A1 | 滋賀 |
| 4266 | 長田 頼宗 | A1 | 東京 |
| 4290 | 稲田 浩二 | A1 | 兵庫 |
| 4320 | 峰 竜太 | A1 | 佐賀 |
| 4337 | 平本 真之 | A1 | 愛知 |
| 4344 | 新田 雄史 | A1 | 三重 |
| 4371 | 西山 貴浩 | A1 | 福岡 |
| 4418 | 茅原 悠紀 | A1 | 岡山 |
| 4456 | 鎌倉 涼 | A1 | 大阪 |
| 4459 | 片岡 雅裕 | A2 | 香川 |
| 4477 | 篠崎 仁志 | A1 | 福岡 |
| 4502 | 遠藤 エミ | A1 | 滋賀 |
| 4503 | 上野 真之介 | A1 | 佐賀 |
| 4547 | 中田 竜太 | A1 | 埼玉 |
| 4573 | 佐藤 翼 | A1 | 埼玉 |
| 4586 | 磯部 誠 | A1 | 愛知 |
| 4590 | 渡邉 優美 | A1 | 福岡 |
| 4604 | 岩瀬 裕亮 | A1 | 愛知 |
| 4659 | 木下 翔太 | A1 | 大阪 |
| 4682 | 大上 卓人 | A1 | 広島 |
| 4686 | 丸野 一樹 | A1 | 滋賀 |
| 4719 | 上條 暢嵩 | A1 | 大阪 |
| 4757 | 山田 祐也 | A1 | 徳島 |
| 4760 | 山崎 郡 | A1 | 大阪 |
| 4832 | 権藤 俊光 | A1 | 大阪 |
| 4847 | 佐藤 隆太郎 | A1 | 東京 |
| 4848 | 仲谷 颯仁 | A1 | 福岡 |
| 4851 | 関 浩哉 | A1 | 群馬 |
| 4886 | 入海 馨 | A2 | 岡山 |
| 4914 | 吉田 裕平 | A1 | 愛知 |
| 4932 | 新開 航 | A1 | 福岡 |
| 4933 | 板橋 侑我 | A2 | 埼玉 |
| 4959 | 井上 忠政 | A1 | 大阪 |
| 4980 | 佐々木 完太 | A1 | 山口 |
| 5121 | 定松 勇樹 | A1 | 佐賀 |
| 5224 | 西岡 顕心 | A1 | 香川 |
ドリーム戦展望|初日メインカード
初日12Rのドリーム戦は、池田浩二が1号艇を手にした。22年連続のオーシャンカップ出場を果たす池田に対し、2号艇に茅原悠紀、3号艇には大会最多4回の優勝実績を持つ松井繁が入る。
4号艇は近年のSG・GⅠ戦線で存在感を高める定松勇樹。5号艇には当地通算勝率7.76を誇る峰竜太、6号艇には白井英治が控える。SG実績と近況の勢いを兼ね備えた6選手がそろう注目カードだ。
初日12R ドリーム戦

| 枠番 | 登録番号 | 選手名 | 支部 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 3941 | 池田 浩二 | 愛知 | 22年連続出場の実績。大会初Vを狙う |
| 2 | 4418 | 茅原 悠紀 | 岡山 | SG戦線での勝負強さに注目 |
| 3 | 3415 | 松井 繁 | 大阪 | 当地GⅠ6V、大会最多V更新を狙う |
| 4 | 5121 | 定松 勇樹 | 佐賀 | GⅠV2、SG優出と勢い十分 |
| 5 | 4320 | 峰 竜太 | 佐賀 | 当地通算勝率7.76の水面巧者 |
| 6 | 3897 | 白井 英治 | 山口 | 4月にGⅠV2、好調を維持 |
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注目選手ピックアップ
4686 丸野一樹(滋賀)
浜名湖オールスターでSG初優勝を飾り、地元SGへ最高の流れで乗り込む。びわこの新モーターはGW戦ですでに経験しており、改造キャビテーションプレートや新燃料への対応を進めている点も見逃せない。SG初Vを一度で終わらせず、地元水面で2つ目のタイトルを狙う。
4262 馬場貴也(滋賀)
滋賀支部のエースとして地元SGを迎える。現行モーターでは4月戦とGWシリーズの2節を経験済みで、4月には自身初の完全優勝を達成した。新燃料導入後の調整が重要になるなか、実戦経験を重ねている点は大きな注目材料となる。
4320 峰竜太(佐賀)
びわこ通算勝率7.76で出場メンバー中3位。当地周年を含む優勝5回と、水面実績は十分にある。浜名湖オールスターでは予選敗退に終わったものの、直前の芦屋周年では節イチ級の仕上がりを見せた。モーター調整力を含め、シリーズの中心候補だ。
3415 松井繁(大阪)
びわこ通算勝率7.77を記録し、当地GⅠでは6回の優勝実績を誇る。オーシャンカップでも大会最多となる4回の優勝歴があり、水面実績と大会実績の両面で存在感は大きい。4月には地元住之江でGⅠを制しており、好リズムで得意水面に乗り込む。
3941 池田浩二(愛知)
22年連続でオーシャンカップに出場する実績上位選手。SG通算11回の優勝を誇る一方、オーシャンカップは未制覇となっている。今大会は得点上位で初日ドリーム戦の1号艇を獲得。安定した成績を背景に、未獲得タイトルを狙うシリーズとなる。
4604 岩瀬裕亮(愛知)
近年のびわこで結果を残している注目の水面巧者。当地GⅡでは2大会連続で優出し、優勝と2着を記録している。びわこ通算勝率ランキングでも7.41で8位。SG実績上位のスター選手がそろうなか、当地実績を武器に上位進出を狙う存在として注目したい。

モーター情報
今節で使用されるモーターは、2026年4月8日から7月4日までの成績が集計対象となる。
2連対率トップは18号機の52.3%。続く12号機も51.6%と唯一の50%台を記録している。さらに61号機が47.0%、33号機が46.9%、11号機が45.7%で続く。
数字だけでなく実戦内容にも注目したい。18号機は優出こそないものの、使用された各節で高い気配を見せている。11号機と12号機はともに3回の優出と1回の優勝を記録。13号機も2連対率44.6%ながら勝率6.66、優出2回、優勝1回と実績を残している。
SGでは選手の調整力によってモーターの気配が大きく変わる可能性もある。抽選結果と合わせて、展示タイムやレース足の変化を確認したい。
モーター成績一覧
| 順位 | モーター | 2連対率 | 3連対率 | 勝率 | 優出 | 優勝 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 18 | 52.3% | 67.7% | 6.65 | 0 | 0 |
| 2 | 12 | 51.6% | 62.5% | 6.42 | 3 | 1 |
| 3 | 61 | 47.0% | 65.2% | 6.26 | 2 | 0 |
| 4 | 33 | 46.9% | 56.3% | 6.11 | 1 | 0 |
| 5 | 11 | 45.7% | 71.4% | 6.61 | 3 | 1 |
| 6 | 13 | 44.6% | 64.6% | 6.66 | 2 | 1 |
| 7 | 29 | 44.4% | 65.1% | 6.22 | 2 | 0 |
| 8 | 21 | 43.6% | 63.6% | 6.22 | 1 | 0 |
| 9 | 40 | 43.3% | 56.7% | 5.77 | 2 | 0 |
| 10 | 72 | 40.7% | 52.5% | 5.64 | 2 | 1 |
注目モーター解説
18号機
2連対率52.3%でトップに立つ注目機。優出歴はないものの、資料では強力な伸びを中心に各節でトップ級の仕上がりを見せてきたと評価されている。乗り心地とのバランスが整うかがポイントとなる。
12号機
2連対率51.6%で18号機に続く2位。優出3回、優勝1回と結果も残しており、数字と実績のバランスが取れている。資料では回転が整った際の出足、行き足が特徴として挙げられている。
11号機
3連対率71.4%は今回の成績一覧で最も高い数字。2連対率45.7%に加え、優出3回、優勝1回を記録している。上位着への安定感と実績を兼ね備えたモーターとして注目したい。
13号機
2連対率は44.6%だが、勝率6.66は上位モーターの中でも高水準。優出2回、優勝1回を記録しており、5月の秩父宮妃記念杯では中村日向の優勝モーターとなった。
57号機
2連対率40.3%、3連対率50.0%と数字上では最上位グループから一歩下がるが、GW戦で藤原仙二が優勝。その後も資料では高いパワーを示しているモーターとして評価されており、数字だけでは判断しにくい注目機の一つだ。
水面特徴と攻略ポイント

ボートレースびわこは、季節による水位変化と独特のうねりが特徴となる水面だ。
今回のオーシャンカップが開催される7月末から8月初旬は、春の水位ピークを過ぎて徐々に水位が低下していく時期にあたる。春と比較すると水位は低くなり、センターやアウト勢の出番も多少増える傾向が資料から示されている。
① 1コース1着率は52.9%
集計期間2025年6月15日から2026年6月14日までのコース別成績では、1コースの1着率は52.9%。
かつての「インが弱いびわこ」というイメージと比較すると、現在は1号艇が舟券の中心となるレースが増えている。2コースの1着率は13.6%、3コースは14.2%となっており、1コースが大きくリードしている。
| コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 52.9% | 18.6% | 8.5% |
| 2 | 13.6% | 24.7% | 18.4% |
| 3 | 14.2% | 21.5% | 19.3% |
| 4 | 10.7% | 16.8% | 20.1% |
| 5 | 6.7% | 12.1% | 18.6% |
| 6 | 1.8% | 6.3% | 15.3% |
② 2・3コースの1着にも注意
1コース優勢の数字が出ている一方、2コースの1着率は13.6%、3コースは14.2%を記録している。
びわこ特有のうねりによって1号艇がターンで影響を受けた場合、2コースの差しが浮上するケースも資料で指摘されている。また、近年のGⅡでは強力なモーターを手にした3号艇が優勝した例もあり、機力差が大きい場合はセンター勢にも注意したい。
③ 夏場は水位とうねりを確認
びわこは琵琶湖の南端に位置し、季節によって水位が変化する。特に1マーク付近では、びわこ特有のうねりがレースに影響することがある。
夏場は春より水位が低下するものの、気象条件によって水面状況は変化する。SG開催中も、レースごとの水面状況や展示での乗りやすさを確認したい。
④ 新燃料導入後の伸び型にも注目
新燃料のE30ガソリン導入後は、伸びを引き出した選手が見せ場を作るケースも増えている。
モーターの2連対率だけで評価を固定せず、展示タイムやスタート展示、実戦での行き足や伸びの変化を追うことが重要となる。特にSGではトップレーサーの調整力による気配変化にも注目したい。
3連単出目傾向

2026年1月と5月に開催された当地GⅡ秩父宮妃記念杯、計144走のデータでは、最も多く出現した3連単は「1-2-3」の15回、占有率10.4%だった。
2位は「1-3-4」の13回、占有率9.0%。3位は「1-2-5」の9回、占有率6.3%となっている。
| 順位 | 3連単 | 回数 | 占有率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 1-2-3 | 15回 | 10.4% |
| 2 | 1-3-4 | 13回 | 9.0% |
| 3 | 1-2-5 | 9回 | 6.3% |
| 4 | 2-1-3 | 6回 | 4.2% |
| 4 | 1-2-6 | 6回 | 4.2% |
| 6 | 1-2-4 | 5回 | 3.5% |
| 6 | 1-5-4 | 5回 | 3.5% |
| 6 | 2-1-4 | 5回 | 3.5% |
| 9 | 1-3-5 | 4回 | 2.8% |
| 9 | 1-4-2 | 4回 | 2.8% |
上位を見ると、1号艇を1着に置いた組み合わせが中心となっている。特に「1-2-3」「1-3-4」「1-2-5」が上位を占めており、インを軸にスロー勢やセンター勢へつなぐ形が多い。
一方で「2-1-3」「2-1-4」も上位に入っている。1号艇がうねりの影響を受けた際に2コースの差しが浮上するパターンにも注意が必要だ。
また、2026年1月の第69回秩父宮妃記念杯優勝戦は「5-4-1」、5月の第70回大会は「3-1-2」で決着している。機力上位艇のコース位置やスリット隊形によっては、SGでもセンター・アウト勢が主役となる可能性がある。
イベント情報
SG第31回オーシャンカップのイベント情報は、詳細発表後に更新します。
まとめ

SG第31回オーシャンカップは、23年ぶりのびわこSG開催として注目を集める。
浜名湖オールスターを制した丸野一樹を中心に、馬場貴也、遠藤エミの地元滋賀勢がSGタイトルを狙う。遠征勢では峰竜太、池田浩二、松井繁をはじめ、SG・GⅠ戦線の実績上位選手がそろった。
モーターでは2連対率トップの18号機を筆頭に、12号機、11号機、13号機などが注目候補。びわこ特有のうねりと夏場の水位変化、新燃料導入後のモーター気配を含め、開催直前の抽選結果と節間の気配変化にも注目したい。
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