高知競輪場は、全国でも数少ない1周500mのバンクを採用する競輪場です。長走路でありながらみなし直線は短く、円形に近いバンク形状が特徴。近年の決まり手データでは捲りの割合も比較的高く、500mバンクの中では自力型の動きにも注目したい走路です。本記事では、バンク特徴・決まり手傾向・風の影響・アクセス・予想時の整理ポイントまで紹介します。
高知競輪場|基本データ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 競輪場名 | 高知競輪場 |
| 電話投票番号 | 74# |
| バンク周長 | 500m |
| 最大カント | 24°29′51″ |
| 直線部 | 15.06m |
| ホーム走路幅 | 11.3m |
| バック走路幅 | 10.8m |
| 曲線種類 | マッコネール曲線 |
| 路面 | アスファルト |
| 収容人数 | 9,187人 |
| 主な開催 | よさこい賞争覇戦GⅢ |
高知競輪場は1950年に開設され、1999年10月の全面改修によって現在の「りょうまスタジアム」としてリスタートしました。
バンク内には400mの陸上競技トラックと天然芝フィールドが設置されており、競輪場と陸上競技施設が一体となった構造です。
2000年にはGIオールスター競輪を開催。2026年7月17日からは第22回サマーナイトフェスティバルGⅡの舞台となります。
高知競輪場のバンク特徴

円形に近い500mバンク
高知競輪場は1周500mの長走路ですが、一般的な500mバンクからイメージされる「長い直線」とは異なる特徴を持っています。
全国に3場ある500mバンクの中ではみなし直線が最も短く、400mバンクの平均値と比較しても短い水準です。
また、直線部が15.06mと短く、全体として円形に近い形状となっています。最大カントは24°29′51″で、500mバンクとしてはやや緩やかな設定です。
長い距離を走る持久力に加えて、早めに仕掛けられる自力型や長くスピードを維持できる選手の動きも確認したいバンクといえます。
500mバンクの中では自力決着にも注目
旧バンクでは捲り追い込みが目立っていましたが、現在は周囲を施設に囲まれ、風が一定方向ではなく舞うようなコンディションになることがあります。
決まり手データでは差しが中心となる一方、ほかの500mバンクと比較すると捲りの割合が高くなっています。
「500mだから追い込み中心」と単純に判断せず、ライン構成や自力型の仕掛ける位置を確認することが重要です。
風の影響|一定方向ではなく変化に注意
高知競輪場では、一定方向から常に同じ風が吹くというより、周囲の施設などの影響によって風が舞うような状況になることがあります。
そのため、予想時は単純な風向きだけではなく、風速と当日のレース傾向を合わせて確認したいところです。
特にシリーズ序盤では、先行選手がどこまで粘っているか、捲りがどの位置から届いているか、差しがどの程度決まっているかを確認すると、その日のバンク状態を整理しやすくなります。
高知競輪場の決まり手傾向
直近データでは、1着の決まり手割合は次のような傾向となっています。
| 決まり手 | 割合 | 傾向 |
|---|---|---|
| 逃げ | 18% | 500mバンク3場平均を下回る |
| 捲り | 29% | 500mバンク3場平均を上回る |
| 差し | 53% | 中心となる決まり手だが他の500mバンクより低め |
逃げ|18%
逃げの割合は18%で、500mバンク3場の平均20.3%を下回っています。
ただし、カマシ先行とロング捲りの境界が難しいレースもあるため、数字だけで先行型を評価するのではなく、実際の仕掛け位置やレース内容まで確認したいところです。
捲り|29%
捲りは29%を占め、500mバンク3場平均の25.3%を上回っています。
長走路ながらみなし直線が短く、早めに仕掛けた自力型がスピードを維持する展開も見られます。近況の仕掛け位置や長い距離を踏めるタイプかどうかも予想材料になります。
差し|53%
差しは53%で最も高い割合ですが、宇都宮・大宮の55%と比較するとやや低い数字です。
500mバンクらしく番手や追い込み型への注目は必要ですが、高知では捲りの割合も比較的高いため、自力型と番手選手の力関係をセットで整理することがポイントになります。
高知500mバンクの攻略ポイント

高知競輪場を予想する際は、次のポイントを整理しておきたいところです。
- 500mバンクの中では捲りの割合が比較的高い
- 長走路ながらみなし直線は短い
- 円形に近いバンク形状を持つ
- 風向きだけでなく風速と当日の決まり手推移を確認する
- 自力型の仕掛け位置と番手選手の追走力を合わせて評価する
500mバンクという理由だけで追い込み型を重視するのではなく、シリーズ中の決まり手推移や各ラインの自力型を比較しながら組み立てたいバンクです。
地元ラインの傾向・主なホーム選手
高知競輪場では、四国勢のライン構成が予想上の重要なポイントになります。
高知勢だけでなく、徳島・香川・愛媛を含めた四国ラインが形成されるケースも多いため、地区内の並びや役割分担を確認することが大切です。
特に自力型が複数そろった場合は、誰が前を回るのか、番手を回る選手にどの程度の実績があるのかによってライン全体の評価が変わります。
地元記念や特別競輪では、地元勢・四国勢の勝ち上がり状況も確認しておきたいところです。
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細かく分析した競輪予想
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- オッズ・気象・選手状態を分析
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高知競輪場の場内施設
レディース&ファミリールーム
女性同士や家族連れでも利用しやすい「レディース&ファミリールーム」が設置されています。
ファミリールームには子ども向けの遊具があり、授乳室も完備。利用は無料となっており、小さな子どもを連れて観戦する場合にも利用しやすい施設です。
初心者ガイダンス
2階中央付近には初心者向けの競輪ガイダンスコーナーがあります。
出走表や競輪新聞の見方、車券の購入方法やマークカードの記入方法などを、競輪初心者向けに案内しています。
初めて競輪場を訪れる場合や、現地で車券を購入してみたい場合に活用できます。
観覧スタンド
高知競輪場の観覧席は、スタート地点とゴール地点を見渡せる南側に配置されています。
ゴール前の攻防や選手のスピードを近い距離で感じられることが特徴で、一般スタンド席は無料で利用できます。
特別観覧席
4階には全席指定の特別観覧席があります。
各席にはテレビモニターが設置されており、オッズやレース映像、着順、配当などを確認しながら観戦できます。
利用料は開催状況によって異なり、場外発売時は500円、本場開催時は1,000円となっています。
高知競輪メモリアルブース
2階西入口には「高知競輪メモリアルブース」があります。
競技用自転車や特別競輪の記念品など、競輪に関する資料を展示。競輪界を代表する選手に関連した展示品もあり、競輪の歴史に触れられるスペースとなっています。

周辺スポット
高知競輪場は高知市中心部に位置しながら、自然を感じられるスポットが周辺にあります。
代表的なのが、夜景と桜の名所として知られる筆山公園です。また、平成の名水百選に選定された鏡川も近くを流れています。
競輪観戦と合わせて高知市内を観光する場合にも組み込みやすい立地です。
高知競輪場の所在地・アクセス

所在地:高知県高知市大原町45
電車・路面電車
高知駅から路面電車を利用し、「グランド通り」電停で下車。電停から高知競輪場までは徒歩約10分です。
無料送迎バス
高知競輪場の開催日や場外発売日には、高知駅と高知競輪場を結ぶ無料送迎バスが運行されています。
高知駅側の乗り場は北口7番のりばです。
車
高知自動車道・高知ICから車で約15分、高知龍馬空港からは車で約25分が目安です。
スタジアム内地下駐車場には約500台、テニスコート下駐車場には約200台分の駐車スペースが用意されています。
開催日や大規模レースでは混雑する可能性があるため、公共交通機関や無料送迎バスの利用も選択肢になります。
高知競輪場の記念競輪・主な開催

高知競輪場の代表的な開催は、開設記念競輪「よさこい賞争覇戦GⅢ」です。
過去には2000年にGIオールスター競輪を開催するなど、特別競輪の舞台にもなっています。
2026年7月17日から20日には、第22回サマーナイトフェスティバルGⅡが高知競輪場で初開催。全国のトップクラスが集結するナイター開催として注目されます。
高知競輪場のマスコット

高知競輪場のメインマスコットは、クジラをモチーフにした「クーリン」です。
1999年に誕生し、高知競輪のPRキャラクターとして活動しています。2015年にはミッドナイト競輪のPRキャラクターとして「真夜りん」も登場しました。
現在は、それぞれ高知競輪の情報発信やPR活動を支えるキャラクターとして親しまれています。
まとめ

高知競輪場は、全国でも数少ない500mバンクでありながら、短いみなし直線と円形に近い形状を持つ競輪場です。決まり手では差しが中心となる一方、捲りの割合も比較的高め。当日の風速や決まり手推移、ライン構成と自力型の仕掛け位置を整理しながら予想したいバンクです。
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